1982-08-12 第96回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号
○東垣内清君 第一点の、政党だけの選挙活動を認める、加えて個人の選挙活動を認めるということでございますが、政党の政策が国民により深く浸透することは非常に大切なことだと思います。これは現在の選挙の実態を見ましても、実はこの点がはなはだ不十分だろうというふうに思います。政策ビラ幾つとかいうふうなことでいろいろ制限がある。演説会もごく制限される。さまざまな制限がございますので、おのずと顔写真が先行しまして
○東垣内清君 第一点の、政党だけの選挙活動を認める、加えて個人の選挙活動を認めるということでございますが、政党の政策が国民により深く浸透することは非常に大切なことだと思います。これは現在の選挙の実態を見ましても、実はこの点がはなはだ不十分だろうというふうに思います。政策ビラ幾つとかいうふうなことでいろいろ制限がある。演説会もごく制限される。さまざまな制限がございますので、おのずと顔写真が先行しまして
○東垣内清君 非常に率直な御質問だと思います。比例代表制それ自体については、私は反対ではございません。ただ、いま改革すべき問題としてなら、先ほど堀さんがおっしゃったと思うのですが、まず衆議院の方が先ではないかという御認識はお持ちなんですね。私もそういうふうに思うのです。 〔塩崎座長代理退席、座長着席〕 現在、参議院の全国区が果たしておる役割りは、戦後長い間個人投票で全国区から、先ほど緑風会
○東垣内清君 私は、日ごろ弁護士として、市民の生活と権利に深くかかわりを持ち、また自由法曹団員として、憲法や民主主義擁護の活動にも参加しておりますが、そのような一国民として、自由民主党が提案されました参議院全国区制法案につきまして若干の意見を述べさせていただきたい、このように思います。 国会議員の選挙は、国民の主権行使及び政治参加の最大の機会です。憲法は、「日本國民は、正當に選擧された國會における